今回のネタは自動車、といっても模型じゃなくて実車の方です。
先日、車を購入しまして、ルノーのtwigno s ですが、これが今どき珍しい3ペダルのMT車。国産に限らず欧州車も3ペダルは少なくなっているし、あってもハイパワーのスポーツ仕様なので普段乗りにはちょっと扱いづらそうなものが多いです。が、このtwingo s は1LのNAという非力なパワートレインで1t弱のボディを駆動するという昔ながらの欧州小型車です。
乗り換え前の車も twingo でしたが、こちらはクイックシフトという2ペダルMTで1.15のNAエンジン。
んじゃ新旧のtwingo比較はじまり〜
まずは諸元から
全長×全幅×全高 重量
旧)3600×1655×1470mm 980kg
新)3645×1650×1545mm 950kg
エンジン
旧)直列4気筒SOHC16バルブ 1148cc 56kW(75ps)/5500rpm 107N・m(10.9kg・m)/4250rpm
新)直列3気筒DOHC12バルブ 997cc 54kW(73ps)/6,250rpm 95N・m(9.7kgm)/4,000rpm
数字だけ見るとあまり差はないんですね。
しかし、実際乗ってみると使用感に差があって、主に使うギアの速度域が違います。
旧だと、平坦な道でギア×10km/hくらいで走らせてました。30km/h台なら3速、40km/h台なら4速という感じで、ゆるい坂ならギア固定でも粘ってくれてましたし、田舎の50km/h以上で流れる道は基本的に5速。
ところが新型になると、まるまるギアを1段落とした速度域です。まず5速に入れない。専用道とかで70km/h以上出せるところじゃないと5速を使いません。
街乗りなら3速4速にしか入れませんね。回転数でも2000rpm以上じゃなきゃちっとも力が出ません。
これは新しいほうがだめってんじゃなくて、前のが低回転でも力だせたってことなんでしょうね。
SOHCなのに16バルブって変でしょ。たしかゴーン体制になった時期で新型エンジンの開発をせずにルーテシア(2代目)のエンジンをベースに手を加えただけだったので、いい具合に枯れた技術を活かせたというところでしょうか。
とはいえ、せっかく導入した、回してなんぼの小排気量マニュアルなので、まったり走りばかりじゃなくて元気に走らせましょうかね。
いや待て、どうして新車の紹介もせずに比較から入るんだよ。
紹介はぼちぼちやっていこうかな(ブログのネタになるし)